MV人造人間の感想の続き。
HELL
DUMPは「楽しい、面白い」って感じれればそれ以上アレコレ言う必要のないバンドだと思います。
思うのですが!
なんか今はアレコレ感想を言いたい気分。そんな日曜の午後。
ドラム。
センターに鎮座する三つの小さいシンバル、好きです。
要塞のように迫力あるドラムセット。そこにちょこんといる小さいシンバル群。
可愛いナリしてますが、実際に叩くと印象的な音を響かせます。まさに小さな巨人。
むかし、マリスミゼルのkamiさんがこの小さいシンバルを、ある時は効果的に、ある時はオシャレに、ほんと印象的に叩いてて。
インディーズ時代のビデオに、ガクトのピアノとのデュエットがあるのですが、小さいシンバルを叩く姿や音が好きで、そのためだけに何度も見返してました(笑)
はたしてキャプテン岡本さんは実際に使う時がくるのか?
イントロでUYUさんが走ってる時に一瞬「キンっ」入るあそこかな?
うーむ。ビート刻むのにライドシンバルあんま使わない人なのかな?
なんてことを思いながらMV見てたら、あることに気づいた。
シンバル、音が控えめ?
映像では思いっきり叩いていて、もっとバッシャーンと聞こえてきてもよさそうなんですが、どうも遠い後ろで鳴ってる感じがして…。
せっかく新メンバーなので。もっとシンバルワークが前面にきても良かったかも聞きたかったかも。
ってコレは単にワタクシの音の好みの問題かな。
HELL
DUMP3を見返して気付いた。人造人間はだいぶ明るい感じに仕上げてきたんだなーと。
鋼GENJIを挟んだ後だったから違和感なかったんですが、大分明るい感じになってますね。
HELL
DUMP3は重厚な雰囲気を出す為、ギターをサタンさんが2回弾いて左右両方から鳴らしたらしいです。が、人造人間は重ねてる感じはしないですね。
サタンさんの歌声もそう。HELL DUMP3は腰が低くてドスの利いた歌声でしたが、人造人間は比べると腰高でクリアな歌声。
目立つ部分であるボーカルがクリアにしてたから楽曲もクリアに聞こえてたんですね。
いろいろ考えてるなぁHELL DUMPさん。今のところ似通ったMVはないっすね。次はどんなふうになるのか期待が高まります。
そろそろファン歴10年になるワタクシですが、いまだに払拭されていない気になる部分があります。
それは…
HELL
DUMPはサイボーグ(改造人間)なのかアンドロイド(人造人間)なのか問題!
今回のMV、どーんと「人造人間」とうたっておりますが、どう聞いても歌詞は改造人間。
特撮やSFをよく見る人にとってココを間違えるとストーリーに影響するため、どうしても( ,,`・ω・´)ンンン?となってしまう時があります。
そんなのおかまいなしで、むしろ反応を楽しんでいるかのようなHELL DUMP。
またやってくれました。わたくし、もやんもやん。
ギターソロ前後の展開、何度聞いてもイイですね!
ドラマチックだなぁ。AIONのイントロが異常にドラマチックで感動した事が思い出されます。
で、映像もめまぐるしく変わる。メイデンさんが人間を辞める転換期のような、走馬灯のような(笑)とにかく運命の帰路とか分かれ道に立ったグルグルした感じが曲からも映像からも感じられて「おおぉー」と引き込まれました。
アメーバ伊澤さん、後ろにいる時にしゃしゃり出るかんじは無いけど、目を離せない気になるかんじが最初から最後まで(笑)
アメさん、身体能力高いんすよね。鋼GENJIのローラースケート見ても思うけど。何して鍛え上げられたんでしょうか。
ギター、難しいことしてるハズなのに感じないんですよね。ライブでも手元見ないで動きながらおどけてて。おそらくMVだからじゃなくライブでもあの姿勢で弾いてるんだろうな。すげー。
なにかとサタンさんにスポットライトが当たるバンドですが、誰もが「この人も凄い」と感じる産業廃棄物さんでした。ビバ!
GET OUTのとこ、サタンさんとアメさんが手を組むシーン好きです。
この二人が仲良しだとHELL DUMPも安泰な気がして安心します。
メイデンさんのファイヤーすごいっすね。
そういう演出が先だったのか、絵に合う人を選んだのか。ばっちりハマってます。
あのファイヤー吹き、子供の頃は「俺にもできんじゃね?」なんて思ってましたけど、とんでもない。
衝撃映像で顔が火だるまになるの見たし、仕事柄、炎の怖さを日々感じてますんで、いかに凄い事をしてるのか、ぞわぞわ背筋がヒンヤリする思いです。
ヘル博士、今回も良い仕事しておりますねぇ。
メンバーじゃないのにメンバーみたい。筋肉少女帯の三柴さんとか、パーソンズの本田さんみたいな。
知らない人が見たら絶対メンバーなレベル。
スタジオ経営が大変そうなので、ちゃんとギャラでてるといいな(笑)
いつだったか、ヘル博士のベースを聞きましたが、マジ凄かったなぁ。
ヒロミパトラさんとマスクド55さんが弾いたあとに同じ楽器で弾いたのを見たんですが、同じ機材とは思えないくらい音が違くて、のけぞりました。
弦を押さえる位置と力加減。弦をはじく位置や、強さや、ピックを当てる角度。そんな細かいところの積み重ねなんでしょうけど、あまりにも出音が違うので驚きました。プロの凄さを肌身に感じた瞬間でした。
でも不思議とHELL DUMPには合わない気がしたのも事実。音の凄みが楽曲に合ってない気がしました。
オーディオアンプを選ぶ時に、ワンランク上のクラスを聞いて「圧倒的に上!」と思ったけど、好きな音楽には合わなかったからあきらめた事がありました。それと同じ感じがしたんですよね。
バンドって難しいな、凄いな、って改めて思った瞬間でした。
あれは3年前の生誕祭開幕式での出来事。
ヒロミパトラ嬢がどんな方か全然知らず、単純に「きれーなおねーさんだなー」とホケーと見ていたワタクシ。
突如その口から放たれた言葉は
「サタンさんはANARU処女」
…え?
そんな下ネタ言う流れでもなかったですけど?
わたくし、突然の出来事に受け身がとれずアボーん…
「サタンさんはANARU処女」
なんつーパワーワード
それから暫く、何気ない時に襲いくるフラッシュバック。
あの漢らしいサタンさんはANARU処女。
やべー。なんつーパワーワードや。
何度も思い出してるうちに、とある事を思い出すようになった。
その昔、まんだらけで興味本位で開いてしまった薔薇族の逞しいイケメンたち。
違う。そうじゃない。
俺が求めている絵面は綺麗な絵面。UYUちゃんの笑顔のような!
ちがう、ちがう。そうじゃ、そうじゃな~い。
ヤバい。鈴木雅之の薔薇族的な絵面が頭の中に。
だれか!だれかたすけてくれ!!
あ、そこにいるのはメイデンさん。た、たすけてくれ。
え?ちょ、や、やめて。何故俺にファイヤー攻撃を。
汚物は消毒?それはもう終わったツアー!
たわばっ
ぽくぽく ちーん
ちーん ぽくぽく
茶番終了
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