HELL DUMPとかD'ERLANGERとか
2024年4月29日月曜日
HELL DUMPのライブ@越谷イージーゴーイングス2024.04.27
2023年2月23日木曜日
HELL DUMPのライブ@越谷EASY GOINGS
まずはしゃしんから
忙しい人は通信で速読を睡眠学習してから再度読みにきてくださいませ。
3年ぶり。夫婦揃ってだと4年ぶり?
「久しぶりすぎて、なんか不安だなー。」
なんて思いながらチケットを購入していると、偶然ギター隊とバッティング。
「いにしえの!」←昔のファンという意味だとおもわれ
と総帥にお声を掛けていただきました。
不安が一気に吹き飛びました。うれしい。ありがとう!
SE 人造人間
もう人造人間黙示録を使用していないのですね。てか、尺の問題かな?
メンバーが下を向いてじっとしているあの瞬間、ワクワクドキドキがたまらない。
1曲目 人造人間
SEと同じ曲から!やはり現在の代表曲はコレなのですね!
ノリのよい曲に体が勝手に動く。メンバーもアグレッシブ。
コロナでコール&レスポンスができないのが口惜しい。会場全体で盛り上げたい曲でした。
2曲目 殺人力士
旧ファンのワタクシ達には馴染み深い曲。3年ぶりが一気に吹き飛ぶ感じがしました。
とはいえ、マグニチュード森田さんの重たいドラムに引っ張られて重戦車のようだったのが、ちょっと軽くなった印象。やっぱ違うメンバーが演奏してんだなーと感じられた。
勢いは変わらずで、超気持ち良い。このメンバーの音もなかなか良い。
昔はパイソン大塚さんが叫んでいた「くらえー!」を現在誰が言ってるのか楽しみにしていたところ、総帥とパトラ嬢が言ってたのかな?んー、いいねぇ。
ドスコイのところで椅子から立ち上がってめいっぱい叩いていたキャプテン岡本さんが印象的でした。
3曲目 FAMIKOM☆WAR
初めて聞きました←本日購入した汚物は消毒するCDに入っているようです。
8ビットのピコピコ音を、アメーバ伊澤さんがタッピングで再現していました。
そんなアメーバ伊澤さんをかぶりつきで見れる。なんてしあわせなのだろう。至福。
各メンバーにセリフがあった。こういう時、ヒロミパトラ嬢のウーマンボイスが際立つ。いいねぇ。
4曲目 パワーを信じて
「我々のようなイロモノバンドはMCが長いから、持ち時間25分くらいだと4曲しかできない」みたいなMCから演奏されたのは、本日のラスト曲、パワーを信じて。殺人力士と並び10年経っても色あせない名曲健在。
つい先日、ツキイチミュージックナインで久しぶりにパワーを信じてを歌っているのを見て「動画用にフザけてんな」と思っていましたが、なんと、同じ歌い方でした。全然フザけてなかった。衝撃(笑)
そっかー、いまはそんな歌い方なんだー。ちょいちょいと完全にフザけてますが、全体的には綺麗な声で丁寧に歌い上げていました。個人的に本日一番驚いた箇所。
ギターソロでアメーバ伊澤さんがセンター最前へ出てきたのですが、途中でストラップが外れるアクシデント!その後ストラップをハメられず、体全体で抱えたり、足も使ってケンケンしながら弾いたりしていたのですが、途中であきらめて(笑)歌ったりパフォーマンスしてました。
あんまり動じてない様子。いついかなる時もパフォーマンスが安定しているアメーバ伊澤さんを見て「ここは変わってないな。やっぱ凄い人だ。」と思いました。何したら動揺する人なんだろう?
さてさて。
これにてライブ終了。
ステージは終了しましたが、個人的なお楽しみはもうちょっと。
ラジオでインベーダー野村さんが言ってたアレです。
照明が点いた瞬間のオーディエンスの笑顔と、「たのしかった」「おもしろかった」というザワザワ。
他のバンドだとなかなか見れないこのザワザワ。毎回あるんだよねヘルさんは。すげー。
認めてもらえた、ファンが増えた、って感じられて、ヘルダンパーとして超ホクホク幸せなライブ終了直後です。
歌い方、ホントに変わりましたねぇ。綺麗に丁寧に歌うようになってた。
奥さんが「ボイトレつけたのかな?」」と言ってましたよ。
喉に悪い歌い方だと思っていましたので、体の事を考えれば当然。あんな声を出し続けられる大槻ケンヂやKYOちゃんはバケモノです。
「伝わりやすいように」というのは、あのトンチキな歌詞を丁寧に伝えられたところで何を受け取るんだ?という疑問はひとまず置いとくとして(笑)パワーを信じてみたいな、泣いてる人と笑ってる人がいる混沌感を出すにはよいのかも(爆笑)
THE HELL DUMP WORLD。いや、総帥わーるど!
(実は本気で熱い想いが込められていることは、ヘルダンパーなら分かっています)
いやしかし。貫禄が上がりましたね。ステージングの余裕感がハンパなくて、頼もしいったらありゃしない。思わず「ついていきます」って言っちゃいそう。
アメーバ伊澤さん
ギターのストラップがとれちゃうのが、もうなんとも(笑)
衣装、だいぶパワーアップしてましたね。寒いの相変わらずっぽいですけど。
タイツ、派手なの履いてるなぁと思ってよく見てみると…アメーバマーク!びっしりアメーバ伊澤マークじゃないですか!おどろきました。
いいな、あの柄。
さすがにタイツは見せて街歩けないけど…。トレーナーとかあったらいいな。一見ヤクザみたいな総柄だけど、近づいてよく見たらアレ?なにこの柄?みたいなね。
いやぁ、今日は目の前かぶりつきで見れて嬉しかったです。満足しました。アメさんでお腹いっぱい。
あの動き、ひょうひょうとしたかんじ、やっぱえぇわぁ。クセになる。
ヒロミパトラさん
表情も動きも全然違くて「あ、正式メンバーになって何皮も剥けたな」と思いました。
可愛い、カッコイイ、SEXY、etc、いろいろ渋滞してた。求めすぎ(笑)
もっともっと見たくなる要素が出てくる出てくる。
いやもうみんながメロメロになるワケだ。
こりゃあヒロミパトラ嬢しか勝たん!
パイソン大塚さんが紫の薔薇なら、ヒロミパトラ嬢はピンクの薔薇でしょう。
インベーダー野村さんは何色の薔薇だったのかな?マジ見たかった。無念。
キャプテン岡本さん
改造完璧ってかんじでした。
「ちゅどーん!」の効果音のタイミングがバッチリで、もう既にこのバンドの事をわかっているなーと。さすが青さんの後ろで叩いてる人だなーと(笑)
人造人間チューンナップ完了!
流石にヘルプ職人してきただけあって、ドラム演奏は“安定”の一言。
太鼓叩くのに合わせてスティックヘリしてたりと、玄人すぎ。
もっといろんな曲で聴きたい。ワンマンとかで自分のドラムを思いっきり叩いてるのマジ聞きたくなりました。
シンデレラスプラッター聞きたかった。
その他感想モロモロ
メインバンドのアー写は、HELL DUMPと同じ場所で撮影されたらしいです。
ステージ上でサタンさんが「同じ場所か気になってる。そこは川口のブロンズかー?」と問いかけると、客席から「そうでーす」と返事がありました。
楽屋でやればいいやり取りをワザワザとステージでやる。ザッツエンターテインメント(笑)
いや、いいんですよ。ファンも知りたい事が知れるよい機会です。
川口のブロンズ。気になってあとで調べてみたら、ちょいちょい行く場所のすぐそばじゃないですか!
今度、聖地巡礼してみようかしら。ただの工場跡地だと思いますけど(笑)
本日も極上のエンタメが見れました。ほんとサクっと簡単に非日常の世界へ連れていってくれます。素晴らしい。
以前も思ったんですけど、今日も思いました。HELL DUMPのライブって牛丼だなーと。
早い→時間が経つのが
安い→え?こんなチケ代でこんだけの極上エンターテインメントを!?
旨い→演奏&オーディエンスの心を掴むのが
HELL
DUMPは牛丼。HELL DUMP丼、はるまげ丼、アルシン丼。
さすがにライブ参戦ブランク3年は重かった。
衣装、パフォーマンス、演奏、他たくさん見どころありすぎて全部見きれなかったです。
歌い方が変わり、持ってるギターが変わり、リズム隊のメンバーが変わり。うん、相当変わってるもんね。
んー。ドラムの重さが減ったぶん、全体の見通しがよくなってリフが前に出てきたかにゃ?
てか、ハコ常設のドラムで1回見ただけでアレコレいうのは早いか。
なんとなくだけど、サウンドのベクトルが変わった気もしました。
同じようで同じでない。完全に新なHELL DUMP。未来に乞うご期待!
あ。名乗り口上がなかったライブ、もしかして初かも。
昔は必ずHELL DUMP1があった。HELL DUMP3ができてからはそれで。
今日は、新しいメンバー達がHELL DUMP3でどう名乗るのか楽しみにして来たので、肩透かしくらいました。
きっと、尺の問題でしょうね。それでも、往年のファンとしては、月日が経ったことを感じた瞬間でした。
グッズ購入。CD他もろもろ買ってきました。ようやくです(苦笑)
あ、パーカーが写ってない。てか、何故か自分の分のパーカーを買い忘れて帰ってきてしまった。とほほ。。。
汚物は消毒するCD、やっと手に入れました。原哲夫先生が少年時代を過ごした越谷市でこのCDを購入することに意味がある(笑)
久しぶりでメンバーも変わったのでサインを頂いてきました。
快く書いてくれて、なんと、楽屋にいる他メンバーの分ももらってきてくれました。
HELL
DUMPは優しさでできている。恐縮しきり。ありがとうございます。
ではそろそろ。
本日は魔神英雄伝ワタルふうに〆たいと思います。
HELL
DUMPは…
はっきし言って、おもしろカッコイイぜつ!!!
2023年2月8日水曜日
キャプテン岡本さん
え?
ラボで叩いてる人だったんですか?
キャプテン岡本さん!!!
近年の音楽事情を知らず存じ上げずで大変失礼致しました。
岡本唯史さん。
ちよいとググってみたらば。おみそれしました。マジかマジか。かなりのキャリアの持ち主。
はー。びっくりした。
ウチの奥さん、HELL DUMPとカリガリを交互に聞いていた時期がありましたよ(笑)
ワタクシもラボのCD持ってます。PIEDとPIPER。
カリガリが好きだったので(ていうか青さんが好きだった)解散後の動向が気になってラボのアルバムを買いました。
当時は、大好きなkyoちゃんがお茶の間から帰ってきてくれて(笑)久々にバンドを組んでくれて(BUG)そちらがメインになってしまったため、他のバンドまで聞く余裕がなくフェードアウトしてしまったのですが…
なんとなく情報は追いかけていてYouTubeで「狂い蝉が叫んだ朝に」を見つけた時は「さいこう!」と思ったものです。
青さんを存分に堪能できる曲と映像で、現在でも割りとヘヴィロテです。ちょっと間があくと見たくなるMVです。
キャプテン岡本さん、マシンガンズやアインスフィアのサポートもされていたんですね。
ライブ見たことありますよ!といっても遥か昔でドラムは別の人でしたが。
なんだろうな。キャプテン岡本さんの経歴を見て思ったのは、関わってきたバンド、ギリギリでビジュアル系?(もしくはギリアウトw)ていうかんじのバンドが多いような。
カリガリは、ビジュアル系に一石を投じたバンド。青さんがいなかったらビジュアル系にはくくられてないような。ラボもそう。
アインスフィアはビジュアル系らしからぬ強い声で、あまりカテゴライズされない普通のロックバンドぽい。
セックスマシンガンズは売れる為に無理やりV系に割り込んできただけ(笑)
トーク中「ビジュアル系とは?」みたいな話しがありますけど、まぁもう30年くらい歴史がありますからね。ジェネレーションギャップでしょうか。
青さんや自分のようなビジュアル系黎明期にリアルタイムで見てた人間だと、ビジュアル系の定義なんて、あってないようなもの。
強いて言うなら、派手で反骨心が旺盛なバンドって感じかな。少なくとも音楽的なジャンルではなかった。
それが、知識のないライターが語彙力のない言い方でまとめようとしたり、「これがビジュアル系の王道だ」みたいなバンドがでてきたりで、なんか窮屈になってしまった。
そんなビジュアル系というジャンル自体に嫌気がさしてきたころにカリガリに出会い見事にハマるというね(笑)
当時「ビジュアル系を卒業させるバンド」とか言われてましたからねぇカリガリは。不思議な影響力を持ったバンドでした。
あ、HELL DUMPとカリガリは直接関係ないから余談はこれくらいにしておこう。
いつかラボと対バンしてくれたらいいな。
青さん、80年代サブカルに強いからサタン総帥と話しが合うんじゃないかな。
ん?キャプテン岡本さんて、変(態?)なフロントマンが好きなのか?(笑)
まぁ青さんとやってたならHELL DUMPメンバーともうまくやっていけると思います。あはは。
とにかく。
良いドラマーに入ってもらえてうれしい。
HELL DUMPの未来は明かるいぞ!
2023年1月22日日曜日
HELL DUMP new MV人造人間 感想つづき
MV人造人間の感想の続き。
HELL
DUMPは「楽しい、面白い」って感じれればそれ以上アレコレ言う必要のないバンドだと思います。
思うのですが!
なんか今はアレコレ感想を言いたい気分。そんな日曜の午後。
ドラム。
センターに鎮座する三つの小さいシンバル、好きです。
要塞のように迫力あるドラムセット。そこにちょこんといる小さいシンバル群。
可愛いナリしてますが、実際に叩くと印象的な音を響かせます。まさに小さな巨人。
むかし、マリスミゼルのkamiさんがこの小さいシンバルを、ある時は効果的に、ある時はオシャレに、ほんと印象的に叩いてて。
インディーズ時代のビデオに、ガクトのピアノとのデュエットがあるのですが、小さいシンバルを叩く姿や音が好きで、そのためだけに何度も見返してました(笑)
はたしてキャプテン岡本さんは実際に使う時がくるのか?
イントロでUYUさんが走ってる時に一瞬「キンっ」入るあそこかな?
うーむ。ビート刻むのにライドシンバルあんま使わない人なのかな?
なんてことを思いながらMV見てたら、あることに気づいた。
シンバル、音が控えめ?
映像では思いっきり叩いていて、もっとバッシャーンと聞こえてきてもよさそうなんですが、どうも遠い後ろで鳴ってる感じがして…。
せっかく新メンバーなので。もっとシンバルワークが前面にきても良かったかも聞きたかったかも。
ってコレは単にワタクシの音の好みの問題かな。
HELL
DUMP3を見返して気付いた。人造人間はだいぶ明るい感じに仕上げてきたんだなーと。
鋼GENJIを挟んだ後だったから違和感なかったんですが、大分明るい感じになってますね。
HELL
DUMP3は重厚な雰囲気を出す為、ギターをサタンさんが2回弾いて左右両方から鳴らしたらしいです。が、人造人間は重ねてる感じはしないですね。
サタンさんの歌声もそう。HELL DUMP3は腰が低くてドスの利いた歌声でしたが、人造人間は比べると腰高でクリアな歌声。
目立つ部分であるボーカルがクリアにしてたから楽曲もクリアに聞こえてたんですね。
いろいろ考えてるなぁHELL DUMPさん。今のところ似通ったMVはないっすね。次はどんなふうになるのか期待が高まります。
そろそろファン歴10年になるワタクシですが、いまだに払拭されていない気になる部分があります。
それは…
HELL
DUMPはサイボーグ(改造人間)なのかアンドロイド(人造人間)なのか問題!
今回のMV、どーんと「人造人間」とうたっておりますが、どう聞いても歌詞は改造人間。
特撮やSFをよく見る人にとってココを間違えるとストーリーに影響するため、どうしても( ,,`・ω・´)ンンン?となってしまう時があります。
そんなのおかまいなしで、むしろ反応を楽しんでいるかのようなHELL DUMP。
またやってくれました。わたくし、もやんもやん。
ギターソロ前後の展開、何度聞いてもイイですね!
ドラマチックだなぁ。AIONのイントロが異常にドラマチックで感動した事が思い出されます。
で、映像もめまぐるしく変わる。メイデンさんが人間を辞める転換期のような、走馬灯のような(笑)とにかく運命の帰路とか分かれ道に立ったグルグルした感じが曲からも映像からも感じられて「おおぉー」と引き込まれました。
アメーバ伊澤さん、後ろにいる時にしゃしゃり出るかんじは無いけど、目を離せない気になるかんじが最初から最後まで(笑)
アメさん、身体能力高いんすよね。鋼GENJIのローラースケート見ても思うけど。何して鍛え上げられたんでしょうか。
ギター、難しいことしてるハズなのに感じないんですよね。ライブでも手元見ないで動きながらおどけてて。おそらくMVだからじゃなくライブでもあの姿勢で弾いてるんだろうな。すげー。
なにかとサタンさんにスポットライトが当たるバンドですが、誰もが「この人も凄い」と感じる産業廃棄物さんでした。ビバ!
GET OUTのとこ、サタンさんとアメさんが手を組むシーン好きです。
この二人が仲良しだとHELL DUMPも安泰な気がして安心します。
メイデンさんのファイヤーすごいっすね。
そういう演出が先だったのか、絵に合う人を選んだのか。ばっちりハマってます。
あのファイヤー吹き、子供の頃は「俺にもできんじゃね?」なんて思ってましたけど、とんでもない。
衝撃映像で顔が火だるまになるの見たし、仕事柄、炎の怖さを日々感じてますんで、いかに凄い事をしてるのか、ぞわぞわ背筋がヒンヤリする思いです。
ヘル博士、今回も良い仕事しておりますねぇ。
メンバーじゃないのにメンバーみたい。筋肉少女帯の三柴さんとか、パーソンズの本田さんみたいな。
知らない人が見たら絶対メンバーなレベル。
スタジオ経営が大変そうなので、ちゃんとギャラでてるといいな(笑)
いつだったか、ヘル博士のベースを聞きましたが、マジ凄かったなぁ。
ヒロミパトラさんとマスクド55さんが弾いたあとに同じ楽器で弾いたのを見たんですが、同じ機材とは思えないくらい音が違くて、のけぞりました。
弦を押さえる位置と力加減。弦をはじく位置や、強さや、ピックを当てる角度。そんな細かいところの積み重ねなんでしょうけど、あまりにも出音が違うので驚きました。プロの凄さを肌身に感じた瞬間でした。
でも不思議とHELL DUMPには合わない気がしたのも事実。音の凄みが楽曲に合ってない気がしました。
オーディオアンプを選ぶ時に、ワンランク上のクラスを聞いて「圧倒的に上!」と思ったけど、好きな音楽には合わなかったからあきらめた事がありました。それと同じ感じがしたんですよね。
バンドって難しいな、凄いな、って改めて思った瞬間でした。
あれは3年前の生誕祭開幕式での出来事。
ヒロミパトラ嬢がどんな方か全然知らず、単純に「きれーなおねーさんだなー」とホケーと見ていたワタクシ。
突如その口から放たれた言葉は
「サタンさんはANARU処女」
…え?
そんな下ネタ言う流れでもなかったですけど?
わたくし、突然の出来事に受け身がとれずアボーん…
「サタンさんはANARU処女」
なんつーパワーワード
それから暫く、何気ない時に襲いくるフラッシュバック。
あの漢らしいサタンさんはANARU処女。
やべー。なんつーパワーワードや。
何度も思い出してるうちに、とある事を思い出すようになった。
その昔、まんだらけで興味本位で開いてしまった薔薇族の逞しいイケメンたち。
違う。そうじゃない。
俺が求めている絵面は綺麗な絵面。UYUちゃんの笑顔のような!
ちがう、ちがう。そうじゃ、そうじゃな~い。
ヤバい。鈴木雅之の薔薇族的な絵面が頭の中に。
だれか!だれかたすけてくれ!!
あ、そこにいるのはメイデンさん。た、たすけてくれ。
え?ちょ、や、やめて。何故俺にファイヤー攻撃を。
汚物は消毒?それはもう終わったツアー!
たわばっ
ぽくぽく ちーん
ちーん ぽくぽく
茶番終了
2023年1月14日土曜日
HELL DUMP MV 人・造・人・間
久々更新。
ブログをやっていたことすら忘れてました(笑)
その間、コロナになったり、パークダイナーが移店したり。HELL DUMPはリズム隊が入れ替わってる。浦島太郎感ハンパねぇっす。
そんなこんなな中、HELL DUMPの新曲MV人造人間が非常に良かったので、ブログの事を思い出す。ちらっと感想を書いてみようと思った次第。
改めてMVを見返してみる。うん、イイね!
映像はストーリー仕立て。
サタンさんの歌詞は、あり得ないストーリーなのに、妙に説得力がある。自然と映像が頭に浮んじゃうから「この曲に映像があれば面白いだろうな…」と思う事が度々ありましたので「ようやく作ってくれたか!」と思いました。
こういうMVは、サタンさんのセンスと魅力を倍増させますね。歌詞と映像の相乗効果で魅力倍増です。
ほんでまた歌詞がこんなかんじでマジウケる(笑)ホント好きだな、こういう中二病的なヤツ。
すかんちと筋肉少女帯を好きだったのがうなずける。あはは。
演奏シーンと物語シーンが交互に入れ替わり…
メンバーのキャラと歌の世界観が同時に伝わってきます。
BISHのPVを褒めた某監督が「欲しい映像が欲しいところに入る」と評したそうですが、このPVもそのように感じます。展開が多いわりに、ストレスなく映像と音楽を楽しめます。
ただ…。全米が泣いた残念なシーンが。そう!あそこだ!
投げキッスの映像は、サタンさんじゃなく、ヒロインUYUさんでしょう!せめてパトラ嬢。
総帥のあまりにも漢らしい投げキッスに、画面の前で固まるワタクシ(苦笑)
MAJIか!いいのかそれで?!いいのだそれで!!さすがHELL DUMP!!!
ヒロインを演じていらっしゃるUYUさん。存じ上げなくて「へー、HAGANEってバンドの人なのね。」なんて思いながら地元のライブハウスの前を通った際にHAGANEのポスターが目に入ったので近づいてみると…サインと共に「地元」の文字が。あら、同郷でしたか。なんか親近感。頑張ってください。ってか既にかなり有名人っぽいです。時代遅れなワタクシでした。
さて、楽曲はというと…
カッコイイ。
やべぇ。メインリフカッコイイじゃん。
カッコイイ。歌詞がクールなら普通に凄くカッコイイ曲。でもそこはHELL DUMP。あんなかんじ(笑)
歌の始まりが「へいへいへいへへい」と、合いの手のようなもの。珍しい入り方です。
もしやサビから入ってるのか?と思ったけど、そうではなかった。
うーん、オリジナリティを感じる。初っ端から飛ばしてるなサタンさん。
聴き進めると、展開やら構成やら、かなり凝った作り。単純に「すごいなー」と思いました。
ライブで声を出せないこのコロナ時代に、なんともコール&レスポンスな曲。いいぞ。これは代表曲になっていい。新たなHELL DUMPの代表曲の誕生だ。
ハッピーバースデイ人・造・人・間!(仮面ライダーオーズの某会長のてんしょんでw)
オープニングとエンディングの楽曲が一緒なんだけど…
あてる映像次第で、壮大なオープニングにもエンディングにもなる。面白い。
サタン総帥
今回も素晴らしきサタン劇場。サタンさんが思う存分思うが儘にやってくれれば、素晴らしきHELL DUMPになる!ってことを改めて思わせてくれる楽曲や映像。嬉しかった。ホント良い意味でサタンさんのバンドだな。
曲、リフ、歌、歌詞、パフォーマンス。これでもかといわんばかりなサタン劇場。お腹一杯でふ。
歌、上手くなったなぁ。サタン節をしっかり分析してテクニカルに歌い分けてる印象。すっごい成長したなーと思いました。途方もない場数踏んできたもんね。圧巻でした。
アメーバ伊澤さん。
あんな格好良いリフなのに、アメーバ伊澤さんが映った瞬間に「え?そんな見た目?なんなん?その表情と動き!」でニヤッとしてしまう。唯一無二なキャラ健在。
やっぱギターうまいなぁ。音が綺麗だしね。素晴らしい。
今回のギターソロはスイッチングしてましたね。HELL DUMP3の時は玩具で弾いてた。なんか面白い事してくれるから楽しい。
アームもギュインギュインさせてて気持ちいい。
あんなにギター上手いのに技術を見せびらかすように感じないマイウェイなスタイル。好きです。
個人的に「ギターはもっと自由でいいんじゃね?」と思う人なので、アメーバ伊澤さんのギターはマジ楽しい。かっこよさとか楽しさとか、一言でいうと「ギターを魅せてくれる」。
次は、サタンさんの歌詞に出てくる化け物の鳴き声をギターで再現、なんてことを勝手に期待(笑)
ヒロミパトラさん
正式に加入したんですね。よかった。
ベースオーディションは出来レースで、ヒロミパトラさんに決まってる、と勝手に思いこんでいたから、別の人に決まった時は驚きました。
だって、本物の改造人間だしキャラも凄いしHELL DUMPにピッタリ!と思ってたもん。マジ驚いた。
オーディション後のツイートでHELL DUMPへ未練があるような発言もありましたからいつかはメンバーに…なんて思っておりましたら、かなり早くその機会が。
いろいろ大変だったろうな、バンド的には。
雨降って地固まる。チンコ固まる。チンコないけど。みたいな下ネタ要員になってるのかな?チラホラ聞こえてくる暴れん坊キャラ(?)を早く見てみたいです。
さて。メンバー変更するなら、ベースが一番サウンドの変化が少ないかな?なんて思っておりましたが、予想以上に変化がありました。
さすが指弾き。音の粒立ちがよくてビートを感じやすい。ので、楽曲のスピード感が変わったように感じます。音階も明瞭。うねうね感が出てて、リズムが生き物のよう。ギターソロ前のハイポジションとかがアンサンブルや曲の中で活きてる。
以前よりベースが一歩前に出たように感じられて、ニューサウンドになりました。
10年君臨したパイソンさんの脱退は残念でしたが、新たなHELL DUMPに相応しい方が加入して嬉しいです。
キャプテン岡本さん
以前はどんなバンドで叩いていた方なんでしょうか?非常に良いドラムを叩いています。
映像では、シルバーの要塞が格好良いです。
(世代的にはJUSTY NASTYの大石先生のドラムを彷彿させますW)
もしかしてマイセット?タムの前に小さいシンバル三個とか、どんだけの方なのかと。きっとキャリアのあるお方なのでしょう。
ドラムは音源とライブで印象が変わりやすいパート。早くライブを見たい。
思い返せば、HELL DUMPのドラムは個性が強かった。
インディーズらしい勢いと前のめり感が凄かったバルカン白石さん。
ザ・ビートロックなキレキレで見通しのよいドラムを叩いていたジャンクロード山崎さん。
テクニカル且つ重たいヘヴィメタルなドラムを叩いていたマグニチュード森田さん。
個人的には…、前任マグニチュード森田さんの加入が、バンドが本格的にヘビメタ方面にフレるキッカケで快進撃のキッカケと思っていましたから、最終メンバーでいて欲しかった。から、キチンと卒業式をしてくれたのは嬉しかった。
んで。MVから感じられるキャプテン岡本さんのドラムの印象はといいますと…良い意味でオーソドックス。バランス型(?)
HELL
DUMPに初めてメジャーっぽいドラマーが入ったな、という印象。
指弾きのヒロミパトラさんと相まって、リズム隊がスッキリしたように感じます。ベールが一枚とれたかのよう。ホント聴き易くてメジャー感でた。まぁでも、この上に乗るのが個性の強いサタンさんの歌声だから、初見の人がメジャー感を感じることは無いと思うけど(笑)見た目もね(爆)
このサウンドがこれからのHELL DUMPになるのか?キャプテン岡本さんがHELL DUMPに慣れてきて、自分らしさが出て、更に新曲で自分らしさを全開に出せて…となってきた時にどうなるのか?期待が膨らむMVでした。
ドラムがヘボいと全部がダメになるからね。こんな良いドラマーに入って頂けるとは!
良いバンドには良いメンバーが集まる。筋肉少女帯に長谷川さんみたいな?
さてさて。けっこう長文になってきた。
このリズム隊なら、ヘヴィメタルに聞こえていた楽曲がハードロックに聞こえるかも?
願わくば古い楽曲を現在のメンバーで聴きなおしてみたい!と思うのは、古いファンだからでしょう(爆)前夜祭のセトリは神でしたな。
せっかく新しいメンバーが入ったのだから、過去より未来!新しい音源で新しいHELL DUMPを!!
3年も書いてなかったブログ。ここまで読み返してみると、相も変わらず勝手なこと書いてる。
まぁ至極個人的な感想文ですので悪しからず。