2019年2月23日土曜日

HELL DUMPのライブ@Wild Side TOKYO

201X年2月23日。
核シェルターという名のWild Side TOKYOへ行ってきました。
モチのロンでHELL DUMPのショーを見る為DEATH!

ココWild Sideは、2週間後にワンマンとなる舞台。
前哨戦のつもりで見に行きました。

セットリスト
1:HELL DUMP3
2:殺人力士
3:サイボーグスフロムヘル
4:メカトピア
5:パワーを信じて

でわ写真から。

ザッツエンターテイメント開幕!

ネックは上向き。コレがアメーバ伊澤の基本スタイル。

HELL DUMP3より。ダンプの玩具でギターを弾くトリッキー伊澤。

ピンスポットが良く似合う、華のある男、それは、、、
キッスオブドリームファンタジー!パイソンOOTSUKA!!!
本日のパイソンさんは気合い充分。吐き捨てるようにワイルドに吠えてました。カックイイ。

俺は戦うことが好きなんじゃねぇ!勝つことが好きなんだ!
暴走ブルドーザーSATAN SUZUKI!!!
↑HELL DUMP3の本日のセリフでした。
CDだと「力には力で制するのみ」ですね。

各メンバー、ピンスポットでした。かっこよかった。
インディーズバンドが曲に合わせてピンスポットを当ててもらうのはなかなかできないこと。
Wilde Sideに愛されてるHELL DUMPさんです。

会場は大盛り上がり!

写真だと小さく写ってますが、、、
会場で見たパイソン大塚さんは気迫で大きく見えた。

漢の中の漢。サタン鈴木!
ライブ後に「今日良く声出てたでしょ」とは本人の弁。
ワンマンに向けて喉の調子はバッチリなようです。

殺人力士で四股をふむアメーバ伊澤氏を綺麗に写せたのは何気に初。

どのシーンを切り取ってもザッツエンターテイメント。

ファンサービスでステージより前へ出てくるパイソンさん。
その位置はもう照明が届きません。

待ってましたの殺人力士はオーディエンスも大盛り上がり。

どーん!のくだり。

ハートの形を手で表現するサタン鈴木氏と、マイク持ちアメーバ伊澤氏。

ワンマンの告知をするマグニチュード森田さん。なんですが、、、
メンバーからツッコミの嵐
「滑舌悪い」「ゆっくり話せ」「何言ってるかわかんない」
可愛い顔してアブノーマルなアメさんが一番厳しいダメだししてた。
可哀想なモーリーさん(苦笑)

ワンマンの告知をするモーリーさん
邪魔するサタンさん
サタンさんをたしなめるアメさん
我関せずなパイソンさん

ラストへ向けてテンションMAX!

これにて閉幕。お疲れっした。
今日も極上に楽しい時間をありがとうございました。

サタンさんはこのあと洋楽カバーのセッションに参加しました。

最後にサタン鈴木さんのソロショットです。
「いつもライブ写真だけだから、どうぞ」とポーズをとってくださいました。
頼んでないのにありがとうございます(笑)

はー。楽しかったなー。
ワンマンへの期待が募るばかりです。
では当日の様子などを徒然と。

ヘルダンパーはゴミです。
サタンさんについていけなかったオーディエンスはサタンさんにゴミ扱いされました(笑)

PORNOSTATEとのスプリットCDが発表されました。
まだ何も決まってないようですが、各バンド1曲ずつとお互いが演奏できる曲が入りそう、とのこと。
ステージでは語られてませんでしたが、その他にも、「カバー曲を提供してあるので発表待ち」とか「オムニバス(パークダイナーのやつって言ってたかな?)に1曲提供する予定」とかもあるようです。
さらに10周年も視野に入れているそうなので、これまでの品薄が嘘のようなリリースラッシュになるかもしれません。

終演後、アメーバ伊澤さんが
「今日遅刻しちゃった。起きたら集合時間10分前だった。でも目覚まし無しで起きたから凄いでしょ」
などと、どーでもいい話をしていましたが(笑)全然どーでも良くない話が。
「四十肩で腕が上がらなくて病院行った」と。
なんですとー!ワンマン2週間後ですけど大丈夫ですか?
傍目には分からないくらいでしたけども、本人かなり辛そうなご様子。
ライブ中、転んだりピックを落としたりしてまして、珍しくない光景なので全然気にしてなかったのですが、もしや四十肩の影響では?と思うとヤバげな感じ?お大事にしてくださいませ。
本日はオロナミンCを差し入れしました。
アメーバ伊澤さんは「リポビタンよりオロナミンCの方が好き」と喜んで飲んでくれました。
アメさんFANは覚えておこうネ!

マグニチュード森田さんにお願いして、使用済みスティックにサインを入れていただきました(写真は後日あげます)。
ずっと欲しかった逸品。実はヘルダンパーになってからずっと欲しかった(苦笑)
感謝です。家宝にします。
で、モーリーさんにワンマンへの意気込みを尋ねたところ、、、
「自分のドラムセットを持ち込もうか考えてる」とのこと。
オォー!是非実現して頂きたい。120%のマグニチュードドラムが見れるぞ!

サタンさんにもワンマンについて聞いてみました。
前回のワンマンは曲数が少なかったからネタに走ったけど、最近ちゃんとロックバンドやってるから普通に曲をやるそうです(笑)
むしろやれない曲が出てきちゃうくらいですからね。でもちょっとはネタ見たいな。

初めてメカトピア聞けました。
ライブ会場で聞くメカトピアは、思ってたより激しくてノレる曲になってました。
現在のHELL DUMPのライブのグルーヴは本物だな、と思いました。
おかげでヘルバム全曲聞きたくなっちゃって困った(苦笑)

パイソン大塚さんに「メカトピアの回転する動きは、ブリキンパレード以来ですか?」と尋ねたところ「まだ手探りで未完成です」とのお答えが。
早く完成形を見たいぞ!

会場には外国人の姿がちらほら。
HELL DUMP初の海外公演のキッカケとなったご友人だそうです。
話だけはずーっと前からあって、やっと時間とお金の都合がついたようで。
HELL DUMPは海外の方がウケるような気がするなぁ。
メルボルン頑張ってきてください。

ワンマンで発売となるヘルバムについてサタンさんに聞いた話
「ショットガンウルフ以来アメーバが曲を書いてきた」
「シンプルになるアメーバと、作りこんでしまう俺との違いを楽しんで欲しい」
などとおっしゃってました。
分かりました。楽しみにしておきます!

サタンさんに、ワンマン前日のサイン会参加者にパイソンさんの名前が無いことを尋ねると
「そう。華がない。俺は向日葵かな」などとおっしゃってました。

サタンさん、パワーを信じてで裏声使ってた。すげー笑った。最近よくやってるそうです。

PORNOSTATEさんとだいぶ仲良しになったみたいですね。
お互いのステージでヤジを飛ばしあってました(笑)
ヤジを飛ばされたTKさんは「HELL DUMPは四日市でスベってた」と小学生の告げ口みたいな仕返ししてましたよ(苦笑)

Wild Side、禁煙になってました。タバコはトイレの方に喫煙スペースがありました。ワンマンの日、喫煙者はご注意願います。
たくさんのライブハウスを回ってるサタンさんに聞いたところ、そのような会場が増加傾向にあるそうです。
ロックといえば、タバコ酒女だったのにねぇ。
最近は、耳栓貸出しで子供も安全、みたいなトコも出てきて雰囲気変わりましたね。これも時代か。

そんなこんなでHELL DUMPのライブリポートでした。また長くなった。

よんきゅうHELL DUMP!!!


2019年2月11日月曜日

HELL DUMP 201Xの感想とか

あけましておめでとうございます。

これ書いてるの2月ですけど(爆)


毎年恒例HELL DUMPサタン鈴木さんから年賀状頂きました。
嬉しいっす!アザース!

配達員が間違えて隣の空室に投函した為、我が家に到着したのは4日。
新春から爆発しました。怒りが郵政職員に(笑)

そしてこちらも毎年恒例サタン鈴木聖誕祭は、今年は奥さんが見に行きました。
楽しかったようで何よりです。できれば自分も行きたかったっす。

まだ未見で念願だった般若ネドネドはまたも見れなかったそうです。間に合わずで。
代わりというか見れたpornostateに感心してました。CD欲しいって。
ライブ行ってる人程あのバンドの音の凄みが分かりますよね。そんなモンスターバンドを呼べるサタン鈴木氏は大物です(笑)


参戦特典で戴いたシールです。奥さんは会社用iphoneに貼っています。
時構わずピコピコ五月蝿いLINEに嫌気が刺した故、魔除けだそうです。
サタンさんの御姿にそんな力があるとは知りませんでした(笑)


カレンダーは額に入れてしっかり飾りました。
子供のヤツとかもあって、壁はカオス。センスないリビングに苦笑いするしかない。
でも好きなモノいっぱいで楽しい。


サタン軍団のピンバッジも買ってきてもらいました。
以前もらった般若ネドネドのステッカーと同じようなデザイン。
デザイナーは野村春右衛さんか?

さてさて。
以前サタンさんとお話した時に
「201Xを聞きこんでからの感想も知りたい」
と言ってくれたのを思い出し、ワンマン前だしちょっと自分でも整理しとくかと感想を書いてみます。
13曲もあるのでちょっとずつですけど。

1. 人造人間黙示録
SE嬉しい。好きな別バンドの曲をライブSEに使うのもイイけどさ。お家に帰るまでが遠足です!っていうノリが好きな自分にとって、SEはショーの大事な一部。幕開け前からドキドキできます。

2. 201X
ストーリー展開やネタ等、どこかで必ずハズしてくるHELL DUMPさん。ストレートにメタルに徹するのは意外と無いパターンかと思います。そんな曲だからpornostateさんもカバーできたんだと思われ(笑)
曲が始まった途端「これだよ!」って思いましたね。
5年前の1stヘルバムは「若い」「ライブより軽い」っていう印象があり、最近のライブ姿とはギャップを感じていたので「そうそう!これだよ!」ってまず「音に対しての嬉しさ」がありました。
ライブバンドとして活動していた5年間に培ったグルーヴが詰め込まれていますし、音を重ねたことによる厚みもあって、まるでライブ会場に居るかのような気持ちにさせてくれます。ライブへ行きたくなる音。
そして、バンドとしてちゃんとしたベース(才能やテクニックなど)があるからこそ、おふざけでない本物の「HELL DUMPヘヴィメタル」が聞きたい!って思っていたワタクシの欲求が全て満たされている「俺的全部盛り」な曲。思わずスピーカー前で小躍りしましたね(笑)
いやぁ〜、カッコイイですね。マジかっこいいっス。細かい云々は要らんですよ。どっぷり音に浸かりたいです。

3. HELL DUMP 3
かっこいいリフから始まって「お?これも本格メタルでくるのか?」と思いきや歌詞冒頭で「ああ、もう通常運転のHELL DUMPだな」と、俺的がっかり感と嬉しさが混ざる3曲目(笑)
ヒーロー物を本格メタルに仕上げたらこうなるんだ。っていう曲ですね。アニメタルかな。
BABY METALにメタ太郎という曲がありますけど、まぁそんな感じなんかな。イロモノメタルならこんな曲があったらいいな、が実現した曲かも。
「目覚めろ筋肉」っていう歌詞がありますが、せっかく改造されてるなら筋肉じゃない部分で戦って欲しいと思いました。感想細かくてすみません(笑)
ギターは、ダンプの玩具を使ってトリッキーな奏法をしているみたいですが、これからもっと色々やって欲しいなーと思いました。アメーバ伊澤さんのイメージの一つにトリッキーさがあるので、演奏法でも動きでもトリッキーを極めていって欲しいと思う。そんな勝手な希望。ジョン奏法希望。
それにしてもギターに感心する曲だな。ギターすげー。聞いてて気持ち良過ぎ。

4. Cyborgs from hell
初めてライブで聴いたのはもう何年か前のこと。ライブでたくさんやってきて練り込まれている印象です。
グリグリとしたユニゾンが続きますが、バッチリ合っていて見事にノリが生まれています。ライブでやってない新曲だった場合、このノリはCDにパッケージできないと思います。ライブバンドとしてやってきた成果ですね。見事です。
アメさんがぴょんぴょん飛び跳ねたりソロで前に飛び出てきたりする映像を浮かべながら聞いてますヨ。
サタンさんの喘ぎ声にうなされそうDEATH。

5. 愛ってなんだ!
一番好きな曲です。
コロコロ変わるスピード感がハンパない、ブレイク多い、さらに語りまである。なのに破綻してないのは、調子が変わるところの繋げ方が巧みなんだと思います。
もしくは、サタンさんに影響を与え続けてきた筋肉少女帯のおかげ(笑)
いや。メタルなのにこういう展開の多さは、ビジュアル系を聞いてきたからなのかも。ビジュアル系フレーバーなメタル。
リズム隊はマジ苦労すると思いますが、ライブでさらに磨かれたノリと完成度のこの曲を聴いてみたいと思います⇦まだライブ未見。

6. 地球に一つだけのネジ
地球に一つだけのネジとは、サタンさんの頭から抜け落ちたネジのことと思われる。
ひたすら「んんん???」と思う歌です。
HELL DUMPのバラードって必ずこうなるんかな?パワーを信じてもこんな感じですし。
もうこうなったらサタンさんの暑苦しさ、いや、漢臭さを最前面に出して、OIL枯れ果てるまで歌い尽くしてほしいです(笑)

7. 感電ROCK
最初は単純に「クラシックなメタルだな~」という感想だったんですが…。これ、LADIES ROOMじゃないですか。
女の事を歌った歌詞も歌メロも百太郎だ。ギターワークもNAOみたい。
中落としのBASSの8ビート部分なんかは、SEX GEORGEが弾いてる姿が見える(笑)
ドラムは…正直分からん(苦笑)っていうか、JUNのドラムっていまだに癖(=らしさ)が分からない。サタンさんなら分かるのかな?そこらへん天才だからなサタンさんは。
ドラムはサビ部分の派手なシンバルが気持ちいいです。
LAメタル的でLADIES ROOM的な感電ROCKでした。
あ、あとこの曲のコード進行好き。

8. TSUKUBA EXPO
この曲好きだなー。故に、歌詞がつくばエキスポじゃなくても好きだったのかな?と自問自答したりする(苦笑)
何度聞いてもアメさんのギターに唸ることしきりです。ピポパポの前のちょっとナローになるフレーズ、やっぱ良いなぁ。ここだけ聞き返したくなります。
こんな弾きまくり、もっと評価されてイイと思います。
オープニングのドラムが後半のブレイクにも使われているあたり、考えられた構成ですね。HELL DUMPは聞きやすいけど緻密なんだよな。素晴らしい。

9. 断末魔オーケストラ
北斗の拳読み返します。

10. メカトピア
茶番な寸劇で始まったかと思えば、低く激しく入るギターの刻み。ギャップがたまらん。
2番に入る前のギターはMALICE MIZERだよね?サタンさんビジュアル系好きだな。
てか、後半の「愛しい君はスクラップ〜」のところの歌い方といい、MALICE MIZERじゃん。そうだ、この曲MALICE MIZERだ。
なんかMALICE MIZERの舞台のようなセットで演奏するHELL DUMPの姿が見えてきた。気がスル(笑)
メタルとMALICE MIZERの融合が今ココに!
バスドラ忙しい曲だな。森田さん死亡。なんてね(笑)実際に無尽蔵だらか意外と平気そうなんだよね森田さん。入れ替わりが多かったドラマーですが、最終メンバーでいて欲しい人です。

11. 太陽のPASSION
エンジェル鈴木(笑)
レイディオですよレイディオ。ラジオなんてナウくない。
ヘルバムがボリューミーなんで、ラストに向けて閑話休題ですかな。意外と良い曲順かと思います。
一回ネバーデンエンディングストーリー見ておかないと気がすまない(苦笑)

12. OIL SHOCK
ライブテイクのような作りがイイっすね。
本当にアイデア盛りだくさんなヘルバムだと感心させられます。ボリューミーなのに飽きない。

13. バッチグー
サタンさんの歌い方、カラオケ歌ってる人みたいで何かイイな(笑)
ギターの音は重ためだけど、90年頃のバンドらしい曲で、当時を生きたワタクシのようなおっさんはニヤニヤが止まりません。
イントロはリンドバーグっぽいのかな?ぽいよね?
なんかんあの頃の青春映画のテーマ曲みたいで好き。
バッチグーとかホップステップジャンプとか、死語オンパレード。80年代オタク極まれりだな。
そして、それを曲に落とし込む才能。いろんなモノの特徴を見事に捉えて吐き出せるサタンさんの才能があってこそ。
二人で盛り上げるギターソロのとこイイな。是非、ステージ中央で並んで弾いて欲しい。
リムショットが入る曲は珍しいですね。他にもギターワーク等も細かく見るとHELL DUMPらしくないんだけど、曲全体をアウトラインで捉えればHELL DUMPらしい。うーむ、素晴らしい。

あとがき

あ、なんか聞いたことある!っていう部分が散見されるんですが、元ネタがどれだか思い出せないのが非常に口惜しい。てかモヤモヤする(苦笑)

超勝手な個人的希望としては、口で自己紹介するんじゃなくて、楽器で自己紹介できるような曲が欲しいかな。演奏で自然と各パートを自己紹介。
そこに鳴るとかBAND-MAIDとか見てるとそういう部分が巧くて、HELL DUMPもそういうのがあったらいいなーと思った次第です。
うまく言えないんだけど・・。各パート共テクニカルなんだけど、どうもうまくスポットライトが当たってない気がスル。ミックスダウンなのかなぁ?
あとベース好きとしては、もうちっとベースにスポットライトが欲しい。ベーシストが曲作りに参加してないのが分かる。
まぁこれらは超個人的好みで、やっちゃったらHELL DUMPらしくなくなるかもしれないからどうかな?とは思いますけど(笑)

兎にも角にも。CDでこんなに感動したのは久しぶりです。よんきゅうヘルさん!

曲が増えて、益々短時間のライブで収まらないバンドになってきましたね。
この後ワンマンが控えてますが、またその先も近いうちにワンマンが見たいです。
きっと素晴らしいHELL DUMP SHOWを見せてくれると期待しています。