2017年11月23日木曜日

悪夢のドクター・ストップ by HELL DUMP

みんな大好きHELL DUMPさんが新曲を発表しました。
プロレスをテーマにしたオムニバスアルバム「fFighting Outside Of The Mosh Pit」に2曲収録されています。

メタルカバーバンドとして始まったHELL DUMPだけに、
炎のキン肉マンがどんなアレンジかと気になっていたのですが。
予想の遥か斜め上をいくボイスパーカッション(笑)
どこまで楽しませてくれるんでしょう、このバンドは。

新曲は悪夢のドクター・ストップ。
ワタクシ絶賛ヘヴィロテ中です。ツボってます。

HELL DUMPらしいというか、サタン鈴木すぎるというか(笑)
またもやサタンさんが好きな物が凝縮されていて爆笑です。

喜劇タッチのストーリー仕立て。
「あの娘に夢中」なんて台詞。
ローリー寺西の影響モロですね。

サビの「やめて、とめて、とめった」は北斗の拳ですね。
もとはといえば、賞金稼ぎを勝手に辞めてしまったアインが悪いハズなのに、
子供を人質にとってしまったばっかりに…。
悪党には悪党より非情なケンシロウに無惨に串刺されてしまったレンの断末魔「やめて、とめて、とめった」
あの時読んだ台詞が四半世紀経ってこんなカッコイイ曲になろうとは。長生きしてみるもんだ。

余談だが「葬儀屋と和尚」というユニットが「シルクハットにふんどし」という曲を出しているらしい。
ピントきた人はかなり好き。そうあの男塾の男爵ディーノです。
いつかCD手に入れるぞ。

サタン節といえば、この曲もドラムから入るんですね。
今年のサタン聖誕祭で配られたCDは3曲全部ドラムからでした。
そして悪夢のドクター・ストップもドラムから。ブレないサタン鈴木節。
あ。ツインギターだけの絡みになるところもお約束だな。

今回もキャッチーなギターリフがイイですね。
メタルというジャンルにありながらも、爽快な洋画のように感じるのは、巧みなギターリフのおかげじゃないかと分析しています。
ギターが曲を引っぱる傾向のあるHELL DUMPですが、個人的にはBASS好きなので、アルバムではBASSがリードするような曲も聞いてみたいです。
チェルシーチェルシーはBASS頑張ってるのにお蔵入りだモンなぁ(苦笑)
どんな好きなバンドでもアルバムとなると捨て曲があるものですが…
メンバー自身が捨て曲にしちゃうのは前代未聞です(笑)
「男になれ!いや~」も若干捨て曲な雰囲気かも(苦笑)

あー。なんか。昔の曲も聞きたくなってきた。
NEWアルバム出たら昔の曲やらなくなるのかな?
限定企画でもいいからやってくれないかな。
シンデレラスプラッター。キャプテンバロンの航海日誌。

そういえば。現在、核シェルターという名の物販にCD置いてないんスね。
フライヤーも相変わらず無し。
定番曲の歌詞だけとか名刺カード程度でいいからフライヤー作ればいいのに、と思います。
イラストカードはよかったなぁ。ああいうの大事。
良いバンド見つけたって思ってもらっても、
帰ってから手元に残る物が無いと忘れられちゃうぞ!
さすがにいきなりTシャツとかは(苦笑)

脱線してきたな。
悪夢のドクター・ストップ好きです。
またもやサタンさんの才能に驚かされました。
そんな事を心の中で思いながら曲を聞いていると奥さんが話かけてきた。
「サタンの作曲する才能凄いね」

はてさて。
徒然なるままにカキカキ。

BGMはプリティーホラーショーでした。

2017年11月5日日曜日

HELL DUMPのライブ@新大久保club voice

11月5日、新大久保club voice。
HELL DUMPのライブへ行ってきました! 

ワタクシ新大久保初上陸。
噂に聞いた通りのアジア人街。
山手線は駅間短いのに、駅ごとの街のカラーがハッキリしてて面白い。

最初に。どうしても愚痴りたくなるコトがあった。
新大久保club voiceという会場、かなり厳しかったです。
ステージ低過ぎ!!
客席ど真ん中に柱!!(ただでさえ狭いのに…)
演者が客席の隅っこで支度するしかない状況。
なんという劣悪なハコ。ないわぁ。。。
でもね。ビールはうまかったんよ(笑)

本日は、主催者のバースデイイベントとのこと。
二十歳の小娘の誕生日になぜHELL DUMPが?ってかんじでしたが、納得した。
このLIPSTICKというバンド、80年代ジャパメタが好きで、コスプレカバーナイトやる程44MAGNUMのファンなんスね。
うら若き娘さん達が何故今更…。いやいや、大変喜ばしいことです(笑)
44MAGNUMといばJIMMY。JIMMYといえば、俺やパイソンさんが愛して止まないCIPHER(JIMMYのローディーやってたD'ERLANGERのGt)。
うす〜くご縁を感じました(笑)

本日ちょっと無理して見に行ったのは、対バンがBanditRevolverだったから。
残念ながらサウンドの質はかなり落ちてた。メンバー交代劇があった直後だからね。
でも目当てのボーカルさんはいつも通りで安心した。
あの声質と上手さと、ナルシストぶりと悪童ぶり。大好きです(笑)
相も変わらずサタンさんと仲良しで安心した。あはは。
ちゃんとバンドとして固まって、ちゃんと音質の良いCD出して欲しいなぁ。

さて。前置きが長くなりましたが。本命HELL DUMP。

前日にロングステージをこなしただけあって、疲れが見え隠れする瞬間もありましたが、そこはまぁ仕方がない(会場のやりにくさもあったハズだしね)。
忙しい自分がこうしてライブを見れるのは、毎週どこかでライブをやってくれているから。贅沢は言えません。むしろ感謝しきり。
年頭は「今年は本数減らしたい」なんて仰ってましたが、気づけば去年より多くなってしまったそうで。ご苦労様です。
それだけ皆「求めてる」ってことです!

えっと。セットリストは確かこんなかんじ。
1.HELL DUMP
2.HELL DUMP2
3.サイボーグスフロムヘル
4.殺人力士
5.パワーを信じて

見てくださいこのセットリスト。
オープニングHELL DUMPからの!HELL DUMP2!!
これでテンション上がらないハズがない!超エキサイティングDEATH!!
このあと3曲目が間髪入れず殺人力士だったら首がモゲてましたよ(笑)

HELL DUMP2、やっぱカッコイイなぁ。
好きです。マジ好きなんですよ。スゲぇ好き。
曲も好きだし、HELL DUMP2を弾きまくるアメーバ伊澤さんを間近で見れたらもう超幸せ。
今日は運良くカブりつきで見れた。幸せすぎた。
もし、HELL DUMP2のライブ映像作品が出て、アメーバ伊澤さんだけを追ったカメラがあったら…
一日中ビール飲んでニヤニヤしながら見てるでしょうね(笑)そんくらい好き。

それでは本日の写真です。どうぞ!


これこれ!この角度が見たかった!
THE・アメーバ伊澤シルエット!
ギターをちゃんと弾きながら、あれだけのパフォーマンス。凄すぎる!!



楽しそうに弾いてるなぁ。
ギターの位置が高過ぎ(笑)


いよ〜っ!!!
かっこいいポーズをキメるアメーバ伊澤氏。


仲良し6弦隊。


シンバルが被って目線隠された犯罪者みたいなマグニチュード森田さん(苦笑)
本日もモニターの返しは最高!

迫力の表情で歌うサタン鈴木さん。って、あれ?ツノが何本か足りないぞ(苦笑)
ギターに浅香唯のステッカー貼ってある。裏にはアラレちゃん。この80年代オタクが!(笑)
って、ツッコミ入れつつも…マジかっこいいですサタン鈴木さん。ホレます。


下手の人口密度が異常に高い図。


セクシーなガールズバンドのギタリスト…ではありません。
お尻からジョンが生えてる。



ヘルメットが飛んでいってしまって伊澤貞子さん。


脱げたメットがポツンとサタンさんの横に。
なんかアメさん追悼ライブのワンシーンみたい(笑)


ギターソロの途中、BanditRevolverのボーカルさんにちょっかい出されるの図。
演奏中に当たり前のようにイジられて、当たり前のようにイジられ返す。
見慣れたから違和感無いけど、実はコレ凄いシーン。
こんな事を平然とやってのけるギタリストが日本に何人いるのかと。

ライブ写真はここまで。

本日はNEWグッズのサタンTシャツとマグニチュードTシャツをGETしてきました!
奥さん待望のパイソンTシャツはサイズ欠品らしく、取り置きをお願いしてきました。
またライブへ行く口実ができた(笑)


有志の方が書いたイラストカードをもらってきました。
HELL DUMP愛に溢れた絵柄です。
(あと2種類あったらしい。残念無念。)
うーん、カッコよすぎるなぁ。
サタンさん細すぎる。アメさん色男すぎる。マグニチュードさん可愛いすぎる。パイソンさん違和感ない(笑)

あとは思い出を箇条書きに。

開場前に外でサタンさんとバッタリ。貫禄(太さ)が増しておられたようで。
「ライブ前に痛風の薬飲んできます」と言っていたが、冗談なのかマジなのか分からなかった。
そして時間潰しで入った楽器屋でアメーバさんとマグニチュードさんにも遭遇(サタンさんから聞いてたけどwww)。
マグニチュードさんに、ショーウィンドウ内のスネアが世界限定100個だと教えてもらった。
お値段なんと百万超え!定価は160万円!キラキラ光ってるのは24金だった!なんと!!!
こんなの、万年貧乏なバンドマンに買えるハズもなく、世界限定100個が割引されて売れ残っている事実www



「万事休すか!」のくだりで、ホントに万事休すに陥るサタン鈴木さん(MC急ぎすぎたんじゃ…)。
でも悪いのはサタンさんではなく、反応できなかったオーディエンスらしいです(アメーバ伊澤さんのフォローにて発覚)
そうだったんだ。そうなんですね。そういう事にしておきます。

マグニチュードさんは近くの楽器屋でシンバルを買ったそうです。
なんでも、リハ中に割れてしまったらしく、急遽買ったらしい。
ライブの本数多いですからね。割れることもあるでしょう。大変だ。

ライブ後パイソン大塚さんに「ステージ狭くてダンス大変でしたね」と声を掛けたところ「音もよくなくて」と答えが返ってきました。
「アンプと相性悪かったのかも」と仰ってました。へー。そういう時もあるんですね。
意外だったのは「SEELAさんの音が出ない」と仰っていたこと。音作りを意識されていたとは気づきませんでした。
SEELAさんのイコライザーはミドルを落とした完全なカモメ型。今度パイソンさんのイコライジング確認してみようっとwww

さてさて。待望です。
出たばかりのオムニバスアルバム「fighting moshpit」を買ってきました。
まだライブで演奏してないそうです。次回秋葉原の発売イベントでドーンとやってくれるコトでしょう。
では軽くNEW SONGの感想を。

まさかキン肉マンがボイスパーカッションになるとは。しかもどっかで聞いた伴奏(笑)
「遊びはここまでだ」で次曲へ移るとか、オムニバスにどんだけアイデア盛り込むのかと。アイデアを形にしていく貪欲さが凄い。それでこそHELL DUMP!

悪夢のドクター・ストップは「なんだコレぇ〜」が耳に残る(笑)
凄く洋楽っぽいんだけど、HELL DUMPらしさが詰め込まれた曲ですね。
寸劇のような歌詞と歌い方でサタン節炸裂。
曲を殺さず逆にアクセントになる早弾きを散りばめてくるギター。
ベースは、パイソンさんの踊りが気になってしょうがない(笑)
ドラムは、重いドラムを叩けるマグニチュード森田さんが活きる。変わるノリを上手く叩いていて凄いな。
全体としては、ユニゾンっぽいフレーズがグリグリと気持ちいい。ベクトル的にはサイボーグスフロムヘルと一緒かな。
そういやサイボーグスフロムヘルをセットリストのどこにもってくるか悩んでる時あったな。サイボーグスフロムヘルとの共存はあり得るのだろうか?今後のセットリストに注目しよう。
ゆっくり入っていって、疾走感をもって終わってゆくのがイイね。オーディエンスとしては、ライブだからって早いテンポにならずにゆっくりと入って音の波に漂わせてもらって、アウトロで頭振らせて欲しい。
総評。早くライブで聞きたい(笑)